シャー・ルク・カーン主演のインド映画『マイネーム・イズ・ハーン』を観る。 アスペルガー症候群を患うイスラム教徒のハーン。母の死後、弟が暮らすアメリカへと移住し、そこで出会ったヒンドゥ教徒のシングルマザー、マンディラと出会い恋に落ちる。病気のために、うまく自己表現のできないハーンだが、彼の一途な性格を見抜いたマンディラは彼と結婚し、幸せな家庭を築く。だが、9.11事件が発生し、アメリカにおけるイスラム教徒の立場は非常に苦しいものとなってしまう。そして、ついにはとりかえしのつかない悲劇が発生してしまう。結婚して「ハーン」という名前に変わらなければ、このような悲劇は起きなかったのに! 激情にかられた…