Carl Hubbell
MLB選手。左投左打。ポジションは投手。
1903年6月22日生まれ、ミズーリ州出身。
183センチ、77キロ。
スクリューボールを覚え、1925年、タイ・カッブ選手兼任監督率いるデトロイト・タイガースと契約。しかし、「スクリューボールは腕に負担がかかる」とカッブの判断でメジャーで登板することはなかった。
1928年シーズン途中で、ニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)に移籍。メジャー昇格。
1933年には、MVP、最多勝、最優秀防御率のタイトルを総なめにし、チームのワールドシリーズ優勝にも貢献。「キング・カール」と呼ばれ、スクリューボールを武器にMLBを代表する左腕投手となった。
「ベーブ・ルースとの対決が見たい」との少年からの投書でオールスターゲーム開催のきっかけになった投手でもある。
1934年、第2回オールスターゲームの先発投手に選出され、ベーブ・ルースとの初対戦に至った。見逃し三振でハッベルの勝利。ルースの後も、ルー・ゲーリッグ、ジミー・フォックス、アル・シモンズ、ジョー・クローニンと言った後に殿堂入りを果たす打者から5打席連続三振を奪った。
1933年から6年連続で20勝以上をマーク。特に1936年から2年で24連勝を挙げた。
1943年現役引退。通算成績253勝154敗、防御率2.98。
引退後はジャイアンツのフロントに入る。
1947年には野球殿堂入り。背番号11はジャイアンツの永久欠番。
1988年11月21日逝去。
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