タランチュラ(仮) ※フィクション含みます 私は虫が嫌いだ。虫には失礼だが、関節が多く動きが気持ち悪いから嫌いだ。 田舎の祖母の家に行くときどこかしら虫がいる。そのたびに恐怖が押し寄せてくる。その恐怖を倍増させるのが、田舎特有の虫が大きすぎるという事だ。まるでドラえもんのガリバートンネルにでも通ってきたのか思うぐらいだ。存在を消すために道具など使うが大きい為生命力が強すぎる。私も無益の殺生はしたくない為出来るだけ逃がすように努めるが、暴れて嫌になり絶叫しながらスプレーに頼り亡き者にしてしまう。 母と一緒に祖母のキッチンを掃除していた。まぁ虫が出る。私は怖がりながらも掃除をした。そして奴は突然や…