モスクワ級ヘリ空母(低性能)に続いてソ連が建造したV/STOL空母(1975年)。もちろんソ連海軍内種別は空母でなく「航空巡洋艦(Provtivolodochny Kreyser)」である*1。
カタパルトもアレスティング・ワイヤーもないし、英空母のようなスキージャンプ式の甲板もない。ヘリコプターとV/STOL機フォージャーの運用能力を持っている(ということになっているが実際のところは失敗作だったっぽい)。
なお、4番艦については「アドミラル・ゴルシコフ級」と別扱いされることもある。
*1:1936年のモントルー条約によって空母はボスポラス海峡を通過できないので、黒海沿岸でしか大型艦の建造ができなかったソ連はそのような理屈で誤魔化す必要があった