閃光といえばカメラのストロボを連想する。視覚の光刺激装置にも閃光刺激を発光するものがあり、その分光特性を以前記録したことがあったので、投稿しようと思う。希ガスのキセノンがガラス管の中に充填されていて、コンデンサに例えば300V~400Vで充電されたエネルギーをトリガの信号と合わせてガラス管の中に放出し光を放つことで閃光が実現される。瞬間の測光ではスペクトルメータが追い付かない(多分追い付くのだろうけれど、私が扱い方を知らないだけかも)ので、30Hz程度で連続発光させたときの分光特性を以下に示す。 キセノンフラッシュの分光特性(アメリカ産の光刺激装置) CCT相関色温度:8,001K, CIE1…