クギ作『キリング・ストーキング』によってかつて耽溺しその後否定してきた「痛愛」を再び見直そうとしている私です。 「痛愛」というのは今思い浮かんだ言葉です。その言葉ではちょっと足りない「激痛愛」というべきか歪んだ愛の形であり傍から見れば愛というより暴力というべきであり今ではドメスティックバイオレンス=DVとしか言えない関係の中のおかしな精神状態による依存心理で作られた狂った情愛です。 かつてキム・ギドク監督作品でその痛々しい愛の形に衝撃を受けたものの彼の新作には魅力を感じなくなり心が離れてしまったのが最も大きな原因ではあります。 その後女性の在り方について考えることが多々ありさらにその後起きたm…