キャラ付け

※映画鑑賞後数日以内に記したもの 『ふれる。』を見た。友情の話だった。 友情の話だからこそ見るのが大変だった。何せこの作品、一番主題になる『「ふれる」との関係性』がラストシーンまで殆ど触れられない。 確かに「ふれる」は主人公たちの成長や心の揺れ動き、トラブルに寄り添って何やら反応している。コロコロしたり、暴れたり、じゃれたり。 では、その動きで「ふれる」の感情が分かるのかというと。 全く分からない。 作中で秋が「何考えてるか分からない」と言っている通り、意図的に「分からない」ように作っているのだろう。二周すると「ふれる」の喜怒哀楽が読み取れるような仕組みのはずだ。 三人の傍にいるだけかと思いき…

年内最後の放送！どんな結末になるのか楽しみで仕方がない～！！「右京さん！俺のこと心配して技沢来てくれたんですか！？」という己が信頼し愛されているという自信で満ちている陽の者亀山薫ぅ #aibou #相棒23 — 魔王 (@ma0haakai) 2024年12月18日 きなみの自宅を訪れたら異臭。練炭自殺していたきなみの遺体を見つけた特命……。なんだけれど、ハンカチで鼻と口を覆う右京さんに対して、手の甲で鼻と口をふさいでいるだけの亀山薫。肉体派という枠を超えた野生児みたいだな。もう人間半分辞めているんじゃないの？（褒めている）#aibou #相棒23 — 魔王 (@ma0haakai) 2024…

前回、劉邦と張良の関係にラブコメ感を見出す記述をしましたが、実際に司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』での張良は、風貌や所作のたぐいが女性的に描かれることが多く、司馬さんはよほどそれを強調したかったのだなと思わされます。 blog.dbmschool.net そして、見た目だけでなく性格的な側面にも、いわゆる女性的な描写が施されている。 メンタルブレイクするめんどくさい張良 難しい説明はいりません。『ギャップ萌え』だけでキャラ立ちします 一旦下げて上げる司馬文学の妙 「張良以外の助言を聞いた失敗」が引き起こした大舞台【鴻門の会】 ただの再登場じゃない、「切り札を手持ちにしながら控えめに」の演出 出席…

どうも きゃねぽよアドベントカレンダー・２０２４の９日目の記事です。 adventar.org 前回の記事はめしんが書いてくれました！ meshin.hateblo.jp 最近メシンのロゴがかっこよくなってて良いね！ はじめに ここまでの記事とはちょっと趣がかわるよ！ まずうちには会社契約の心理カウンセラーたちが居て（みんな公認心理師か臨床心理士、もしくは両方を持っている）、業務時間中に枠をとって色々相談することができます。 自分は会社のエンジニア同士の1on1に結構文句を持っていた人間だったので、業務中の困ったことおはなし相手として神すぎて助かりました。 そこで役に立ったことが結構あったので…

ピクニックはラノベか？とは思うもののまあここに入れるのがちょうど良かったのでまとめた。 宮澤伊織『裏世界ピクニック9』 零余子『夏目漱石ファンタジア』1～2 伏見つかさ『私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない』1～3 不破有紀『はじめてのゾンビ生活』 みかみてれん『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ！（※ムリじゃなかった!?）6』 宮澤伊織『裏世界ピクニック9』 裏世界ピクニック 9 第四種たちの夏休み（ハヤカワ文庫JA）作者:宮澤 伊織早川書房Amazon巻としては新展開への序章という感じだけど「空鳥」という関係になった二人が対外的に説明するには「付き合っている」としか表現できない…

恋する魔女に再捕捉されましたの購入はこちら 恋する魔女に再捕捉されました ――甘酸っぱく、そして切ない再会の物語 この作品は、塩対応の魔女が幼馴染と再会し、その態度が豹変するという、王道ながらもキュンとする展開が魅力的な同人誌である。自身初となるオリジナル作品とのことだが、丁寧な描写と練り込まれたストーリー展開は、作者の確かな才能を感じさせる。単なる「いちゃラブ」に留まらず、キャラクターの心情や過去の出来事が丁寧に描かれており、読後感も非常に良い。 魅力的な塩対応魔女と、その変化 主人公である魔女ちゃんは、一見すると冷たく、近寄りがたい雰囲気を漂わせる。しかし、その塩対応の裏には、複雑な過去や…

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん アニメ版 感想 abstract ・結局この作品は何だったのか・死に設定となったアーリャの「優秀」さ・本当に「優秀」な主人公の信仰心・周防妹というキャラクター・ツンデレの是非と、好意表出手段としての他言語デレの巧みさ・総じて 2024年春アニメの本作を視聴した。いくつか思ったことがあるので備忘録がてら記載しておく。なお当方は原作未読、アニメ版のみ視聴し、他のメディアミックスも履修していない。 Twitter上に一話ごとの感想がツリーとして記載してあるため、合わせて提示しておく。 以下ネタバレ注意

観に行ってきました〜！ めちゃくちゃ面白かった！！！これは、リピートしますわ…#クリスいってきマス https://t.co/K7vdIIWYRW— サネカタ@どりーまー / 花一族 (@syura9B) 2024年12月14日 絶対に、嫌いじゃないとは思ってたんですよ、色々な方のポストを見ながら。 だいたいの印象としては “歌謡曲でミュージカルをしてる” と言った感じなんですけど… いや、めちゃくちゃ面白そうじゃないですか。 ただそれだけではなく、基本的にはダンスがメイン？でも演劇でもある？でもセリフはほとんど無し？ どゆこと？ というわけで百聞は一見に如かず、観に行きました。 いやぁ…面白…

★★★★ 2015年11月8日（日） MOVIXあまがさき４ 生きてくうえでの居場所作りの物語として見たが、総務畑で会社勤めを全うしたかのような地味で実直なデ・ニーロのキャラ付けが隘路のピンポイントを突いた。出張のホテルの一夜の腹一物な視線の交錯が微温ドラマを適正化。登場しない母親やＣＥＯの簡潔。(cinemascape) kenironkun.hatenablog.com

またまた4ヶ月ぶりですお久しぶりです。 毎回間が空くのでブログの書き方忘れてしまいます。放置してるここ数年の間にアクセス数が一日200前後→50前後と1/4となりもう誰も見ていないのでテキトーでいいでしょう。むしろまだ毎日50前後もあることに驚きなんですけど。 えー、、今年も虚無な一年でした。今年やろうと思っていたことが全然出来ず。だいたい原神とかスタレとかプロセカとかポケモンGOとかポケポケとかウマ娘（←特にこいつひどい毎日一時間かかる）とかのせいです。もう全部アンストしようかガチで迷ってます。もう義務感でしかやってないから仕事と変わんないんよ・・・。 こうした虚無ゲー達のおかげでアニメ視聴…

2024年1月からテレビ東京系で放送された連続ドラマ。今さらながらの感想です。田辺誠一さん久々の主演ドラマ。田辺さんが出演する深夜30分ドラマには良い印象のものが多いこともあり、楽しみにしていました。 赤と黒を基調としたオープニングがめちゃくちゃおしゃれで、田辺さんと影山さんもかっこ良くて、音楽も素敵で、もう、しょっぱなからワクワク――レストランのオーナー白鳥剣（田辺誠一）のもとにバイト募集の張り紙を見てやって来た杏奈（影山優佳）は、レストランの仕事をテキパキこなし、あっという間に店に馴染んで行きます。 剣の裏の仕事は「運び屋」。杏奈はそれも承知だったらしく、そちらの仕事にも遠慮なく首を突っ込…