市川聖マリヤ教会の聖餐式に参列した。立教大学の礼拝堂チャペルは、新型コロナの感染防止のために予約制を敷いているので、まだ気軽に足を運ぶことができない。その代わりと言っては恐縮だが、地元の教会に積極的に足を運ぶようにしている。大学のチャペルと地元の教会では信徒の層が明らかに違う。前者は在校生および卒業生とその家族が中心だが、後者はおよそ学歴とは無関係な地元の住民が中心である。都市的=市民的教会と村落的=住民的教会くらいの違いがある。現金なことを言ってしまえば、前者の方が所得と収入は高いだろう。政治学徒はついこんなことを考えてしまう、業が深い人間である。しかし、私は母校のチャペルと同じくらい、地元…