今回はイナズマンF 第20話「蝶とギロチン 花地獄作戦」(脚本:さとうかずゆきと楢岡八郎、監督:前川洋之、擬斗:高橋一俊 (C) 東映、東映エージェンシー)を紹介しましょう。楢岡八郎というのは加藤貢プロデューサーのペンネーム。終盤の話を私は子供の頃の再放送で観た記憶がほとんど残っていないのですが、この話は覚えています。何しろ砂浜でサナギマンが傷ついて流血するのです。でも話の筋は理解できなかったに違いありません。そしてこの話は珍しく、サナギマンの登場時間が長いのです。サナギマンからイナズマンになるという設定を一番活かした話がよりによってこの話なのです。 さて五郎は荒井誠の別荘にいました。砂浜(ロ…