垣谷美雨著‥‥‥「あきらめません」 同世代の、同様の気持ちを、これほどまでに代弁してくれて、 なおかつスカッとさせてくれる著者! スカッとしつつ、相手にダメージを与えることもない。 罪悪感が後からついてきたら、後味悪いから、そこも心配ない。 「あきらめません」のタイトルだけでは、手に取らないけれど 垣谷美雨女史の作品なら読む! 主人公夫婦は定年を迎えて、都会から田舎(夫の故郷)に移住。 そこは男尊女卑がまかり通る、昔ながらの地域。 男尊女卑の感覚は高齢者だけじゃない。しかも男性だけじゃない。 そして、一番信頼したい夫の根っこさえ、男尊女卑? わたしを助けてくれたのは、介護のエピソード。 わたし…