いわゆるマクロ・ファンド。90年代にはジョージ・ソロスが総帥を務め、右腕のドラッケンミューラーら優秀な部下と共に世界中にマネーゲームを仕掛けた。 一時はクオンタム・ファンドが動いただけで為替相場が変動するほど影響力をもち、そのリスクを恐れない投機傾向と行動力により世界中から畏怖された。97年のアジア通貨危機では他のヘッジファンドと共に「一国の経済を破壊する悪者」とされ、マレーシアのマハティール首相はソロスを名指しで批判し、台湾はクオンタム・ファンドの取引を禁止した。
世界三大投資家の一人であるジム・ロジャーズの名言をご紹介いたします。 低く買い、高く売る。なかなか簡単だろう? 問題は何が低く、何が高いかを知ることだ もしあなたのアイデアを誰かが笑っているのなら、 成功する可能性のサインとみなさい 変化に適応できない人は、変化に吹き飛ばされるだろう。 変化を認識し反応する人は、利益を得るだろう 本当に忙しい人よりも、実は暇な人の方がいつも時間が無いと言っている 下調べをしないならば、あなたは決して成功しないだろう 冒険しないと、つまらない人生になってしまう ジム・ロジャーズは、コロナ禍における現在の過熱相場は、今年の終わりには終了すると考えています。 そのた…
今回紹介する本は海外の著者ばかりになってしまいましたが、残念ながら日本人が書いた投資に関する本で歴史の風雪に耐えられそうなものはほとんどありません。 何年経っても本棚に残り続けるような、色褪せることのない原理原則が書かれた本を選択しました。 まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか作者:ナシーム・ニコラス・タレブダイヤモンド社Amazon「投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか?」という命題に「行動経済学」と「不確実性科学」の理論を中心に、文学や哲学、生物学や歴史の教養を織り交ぜ、わかりやすいたとえと独特の文体で読ませる知的エンターテインメント性の高い本です。 本書は「不確実性科学」の視…
伝説の投資家ジム・ロジャーズは、制裁にもかかわらず、ロシアの可能性とルーブルの回復力に前向きな姿勢を崩していない。 RT 12 Jan, 2024 18:01世界が地政学的緊張の高まりと経済の不確実性を特徴とする2024年の新年を迎える中、伝説的投資家ジム・ロジャーズはロシア株の可能性に対する信念を堅持している。最近のRBKとのインタビューで、ロジャーズは制裁と地政学的混乱がもたらす課題に立ち向かう戦略的アプローチを明らかにした。ロシア資産の凍結にもかかわらず、クオンタム・ファンドの共同創設者であるロジャーズは、ロシア経済の将来について楽観的な見方を崩していない。世界情勢が地政学的緊張の高まり…