クジラ夜の街 私がクジラ夜の街と出逢ったのは、今から半年程前、11月の半ばごろ。 当時高校2年生であった私のプレイリストはK-popアーティストでいっぱいだった。 その日もいつものようにSEVENTEENの音楽を聞きながら学校に向かっていた。聞いていた曲が終わり、次の曲は何かと耳を澄ます。 そこで流れてきたのが彼ら、クジラ夜の街の「裏終電・敵前逃亡同盟」。 私の耳に飛び込んできたのは、8bitサウンドのような、 ヴィンテージサウンドのような軽快なサウンド。それとともに語られた『それ、いらねぇのか?』という誘い文句。 普段の私であればこのような、アプリの都合上おすすめとして勝手に流れてくる音楽は…