クライド・トンボー

クライド・トンボー

(サイエンス)
くらいどとんぼー

[英] Clyde William Tombaugh
クライド・ウィリアム・トンボー(1906年2月4日 - 1997年1月17日)はアメリカ合衆国の天文学者。
1930年に冥王星を発見した業績で特に知られている。
アメリカ合衆国イリノイ州生まれ。
家が貧しくて大学に行けなかったが、天文学に深く魅了され、父の農場に放置してあった古い機械の部品で22.5cmの望遠鏡をつくって天体観測をした。
その後、1929年にローウェル天文台に助手の仕事をみつけ、スライフゼの指導のもとに、天王星や海王星の軌道に影響を与えていると考えられた未知の惑星の捜索に携わった。
トンボーは、異なった日に同じ空を撮った2枚の写真を比較することを考案。それぞれの写真には5万個から50万個の星が写ることが予想されたが、トンボーは、予測される星やすでに知られている惑星の動き以外で、光が動いた点がないかどうかを探すという方法をとった。
当時最新鋭の技術であった点滅コンパレーター (Blink comparator)という方法は、どんな動きでも、1点に焦点を合わせて2枚の感光板をスクリーンの上に素早くかわるがわるに映せば発見でき、星を背景として動いている惑星は、スクリーンの上でいったり来たりして見えるはずだと考えていた。
作業はたいへん骨の折れるものだったが、1930年2月18日、ふたご座の中に動いている光を発見し、3月13日に新しい惑星の発見が発表され、地獄の暗闇の神の名がつけられた新惑星が冥王星であった。 

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