——モンド編——テイワット地理雑誌特集号—アリスのモンド紀行 ・ダダウバの谷 この谷には繁栄しているヒルチャールの集落が3つある。仮に谷の中心部の低地に、球体の転がる巨大な檻を造り、そして周囲のヒルチャールを全て中に入れれば、動き回るヒルチャールによって転がる檻はモンド全域の製粉所5年分の動力に匹敵する、らしい。もし年寄りと力尽きたヒルチャールを餌として加工し、力強いヒルチャールにあげれば、より大きな動力が発生すると思う。もしかしたら、スネージナヤにある大型工場を稼働させることも夢ではないかもしれない。私の見立ててあれば、これは実現可能な話だ。けど、この話を図書館司書のリサさんにしたら、私を見…