前回記事「鹿児島の調査記録①」では屋外を見て回ったが、今回は小屋裏、床下の調査からスタート。 室内にもどり書斎クローゼット内にある天井点検口から小屋裏に登った。高温で汗が噴き出す。温度36℃、湿度45%。 温まった空気が屋外に排出されておらず、小屋裏の換気が十分ではないようだ。天井点検口を開けていると室内の空気が小屋裏に勢いよく入ってくる。小屋裏の高い位置の妻面に換気口60Φ程度が東西にそれぞれ2個あるが、50坪の平屋の換気口としては不足。 フラット35対応の木造住宅工事仕様では天井面積の1/250 (約0.64㎡)は必要だ。天井断熱の袋入りグラスウールが敷いてあるが、ところどころ隙間があり、…