先週、ついに映画館でトップガンマーベリックを観ることができた。 中学生のころ、父親が原作のビデオを借りてきて以来、色んな面で虜になってしまった。ラジコン飛行機を始めたり、航空工学を学んだり、エレキギターでアンセムを一生懸命練習したりと、自分の人生に大きく影響を及ぼした映画だ。 マーベリックの中で、字幕では「棺桶ポイント」と表現されたCoffin Cornerという言葉にニヤリと反応した航空工学履修者は少なくないだろう。航空機は燃費のため高高度を飛びたいところ、高度上昇とともに、低速側は失速、高速側は衝撃波発生のため安定して飛行できる領域が狭くなる。この追いやられた角のことをCoffin Cor…