さて、洋上で翌朝を迎えた。 意外にも良く眠れたような気がする。 時間から見て父島まではあと3時間ほど。狭いベッドを抜け出して8階のデッキに出てみると島が近いせいかカツオ鳥が飛んでいた。なんでも船に驚いたトビウオなどを狙っているらしい。 そうこうしているうちに到着まではあと30分。 島も大きく見えて来たし、何より水の色が濃い紺色に変わってきた。 いよいよ父島の二見港に入港。 向こうに父島の中心地、大村の街が見える。それにしても、この水の色、そして向こうに見える白い砂浜が想像以上で感激。 そして父島初上陸。 確かホテルの人が迎えに出て来てくれているはず。 早速、迎えの車で予約したホテルに向かう。 …