コンゴ川

アシュリー・ウォードのウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う (原題 The Social Lives of Animals)を読んだ。本書は群れを成して棲息する動物の社会性、協調行動について書かれた本である。 バッタ バッタによる蝗害で畑や生活空間に多大な被害を及ぼしてきた話はたまに耳にする。なぜこのようなことが起きるのか不思議だったが、本書にその発生に関して書かれていた。本書で説明されていたのはサバクトビバッタであるが、このバッタには二つの形態の「相」がある。孤独相と群生相だ。孤独相のバッタは他のバッタの接触を避けて生活している。一方群生相…

【日米戦争どっちが悪い】「西欧白人国家による侵略から、アメリカ合衆国建国、日米開戦への道、原爆投下…の歴史」『産経新聞』（渡辺浩：東京大学名誉教授) ■片手に十字架、片手に鉄砲 侵略と虐殺繰り返した西欧白人国家 産経新聞 2016/12/4『日米戦争どっちが悪い』（渡辺浩：東京大学名誉教授、法政大学名誉教授） https://www.sankei.com/article/20161204-VCRUIPGT7NOSBLLIXE7K7PGFAM/ ～～～ １９４１（昭和１６）年にわが国と米国などとの戦争が始まってから８日で７５周年を迎えます。 戦争の原因は何だったのか、どちらに責任があるのか－。 …

プロトプテルス・エチオピクス Protopterus aethiopicus アクア・トトぎふ 2F コンゴ川・タンガニーカ湖 （2024/9/20）

プロトプテルス・エチオピクス Protopterus aethiopicus アクア・トトぎふ 2F コンゴ川・タンガニーカ湖 （2024/9/20）

プロトプテルス・エチオピクス Protopterus aethiopicus アクア・トトぎふ 2F コンゴ川・タンガニーカ湖 （2024/9/11）

プロトプテルス・エチオピクス Protopterus aethiopicus アクア・トトぎふ 2F コンゴ川・タンガニーカ湖 （2024/9/11）

はじめに 人間の心の奥底に潜む闇。それは文明の光が届かない場所に存在するのか、それとも私たちの日常の中にも潜んでいるのか。ジョゼフ・コンラッドの傑作『闇の奥』は、この問いに真正面から向き合う作品です。19世紀末のアフリカを舞台に、一人の男の冒険を通じて人間性の本質を探求するこの小説は、出版から120年以上経った今もなお、私たちに深い洞察を与え続けています。 本作は単なる冒険小説ではありません。文明と野蛮、理性と狂気、光と闇といった二項対立を巧みに操りながら、人間の内面に潜む矛盾や葛藤を浮き彫りにしていきます。本記事では、『闇の奥』の多層的な意味を解き明かし、この作品から学べる人生の教訓や哲学的…

東京ディズニーシーにあるアトラクション「タワー・オブ・テラー」内には、タワー・オブ・テラーの主人公であるハリソン・ハイタワー三世の行った数々の遠征を記録した写真や「タワー・オブ・テラー」と呼ばれる以前の「ホテルハイタワー」を記録した写真、ハイタワー氏とその従者スメルディングの写真などおよそ80枚（今回紹介するのは８４枚）がアトラクション内に飾られており、実際に見ることができます。 今回はその写真が飾られている場所ごとに図面と共に紹介していきたいと思います。 図面は青い線が写真、茶色い線が扉、黒い線が壁を表しています。 各写真はイマジニアが作成した合成写真であり、ハイタワー氏の収集品などが元写真…

2023年10月号掲載 毎日新聞契約記者／藤原章生 この夏は前よりも時間ができたので、仕事以外の本を結構読んだ。コロナで入院したちょうどその日、2021年5月1日に60歳になり、毎日新聞社を定年退職したのだが、年金がもらえるまで、パートのような形で働ける仕組みになっている。社内ではそれをキャリアスタッフと呼んでいるが、なんのことかわからないので、私は「契約記者」と名乗っている。現役時代の３分の１の給料で、９時から５時まで働くという奉仕的な条件だが、現役時代のように必死に働かなくてもいい、ほどほどでいいという暗黙の了解がある。 それでも、同僚たちの口ぶり、日々の紙面には、できるだけ働いてほしいと…

今年の夏は毎日気温が高くクーラーなしではいられませんでした。早朝のうちに散歩に出て日中は室内で過ごす時間が多くなり、本を読むようになっています。読書を楽しめるのは幸せなことです。ことに内外の歴史小説に気持ちが向きます。今回はノーベル賞作家のマリオ・バルガズ＝リョサ著作『ケルト人の夢』（野矢文昭訳 ２０２１年 岩波書店）を読んでみました。暑さに閉じ込められて外出できないので５３０ページあまりの長編でしたが何とか読み切りました。 www.iwanami.co.jp 主人公はアイルランド人、ロジャー・ケイスメントです。１９１６年に死刑囚としてロンドン郊外の独房における回想として物語は綴られています。…

「平和の霊長類」の名を持つサル Wikipediaより 皆さん、こんにちは！ 今回はボノボに関する雑学をご紹介します！ ボノボは私たち人類に最も近い親戚の一つであり、その独特な社会性と高い知能で知られています。 彼らは「平和の霊長類」とも呼ばれ、その社会では性行動を使ったコミュニケーションを通じて争いを解決するという珍しい行動様式が見られます。 この記事では、ボノボの起源、生息地、生態、そして社会的行動について詳しく掘り下げ、彼らがどのようにして複雑な社会を維持しているのかを探ります。 ボノボの起源と進化 ボノボは約100万年前にチンパンジーと共通の祖先から分岐したと考えられています。 ボノボ…

こんばんは、ノアです。 今回は世界の教養学習37日目、文学「闇の奥」についての記事です。 ジョーゼフ・コンラッドの1899年の中編小説『闇の奥』は、時代のはるか先を行く作品で、多くの点で真に20世紀的な小説の走りでした。 19世紀末の写実主義的スタイルに根ざしながらも、その後に続くモダニズム時代の特徴となる諸々のテーマを扱っています。また本作は、19世紀にヨーロッパの帝国主義がアフリカとアジアで振るった際限ない残虐行為を批判的に見た最初の文学作品の1つとしても知られています。 長さが80ページほどしかない簡潔な作品で物語は、マーロウという人物の回想として語られています。 マーロウは、作中で単に…