スエズ運河にコンテナ船が座礁したのが2021/3/23。今日,3/29の段階で,船首が20m,船尾が50m動き,今晩の満潮を待って作業を再開し,解決へと向かいそうである。 さて,状況を少し整理したい。まず,スエズ運河のどの辺りでコンテナ船が座礁したかという点である。運河はほぼ南北に掘られているようで,全長は193kmもある。南側は紅海のスエズ湾,北側は地中海に通じている。今回,長さ400mの大型コンテナ船が座礁したのは,この南口から6kmほど北上した辺りのようである。 座礁は船首側で東側の岸壁に突っ込んだようである。衛星画像で見ると,少し丸い側が船首で,球状船首(バルバスバウ)のある側である。…