白昼の死角【電子書籍】[ 高木彬光 ]価格: 550 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 とある作家が温泉療養のために訪れた箱根芦ノ湯で、1人の男と意気投合する。 男の身なりから相当の身分のように思われ、何気なく職業を尋ねたところ、男は自分の商売は犯罪者だと言う。作家が事情を聴き出してみると、戦後まもなく起きた、東大生が主体となって世間を騒がせた「太陽クラブ」事件から、最近までやってのけた恐ろしい一連の詐欺事件について滔々と語り始める。 六法全書を隅から隅まで調べ尽くし、法律の抜け穴・盲点を突いて大胆不敵な詐欺を繰り返してきた「天才的知能犯」鶴岡七郎の一連の「活躍」を描くピカレスク・ロマン。 【…