パソコンを開くたびに「辞任」や「辞退」のニュースを目にしてうんざりさせられる。今回、開閉会式の演出担当だった小林賢太郎氏の場合は「辞任」ではなく「解任」である。過去にホロコーストを笑いの一部に取り上げたことが咎められたかたちだが、何か問答無用な感じがする。内容的には、その前の小山田氏の方がはるかに「悪質」だと思うが、その小山田氏を、組織委員会は、批判されても当初は「擁護」したのである。それに比べ、小林氏の場合、あまりに「迅速」(性急)だ。スガ首相などは「言語道断」とまで吐き捨てたが(スガもちがう意味で「言語」が「道断」されているが…)、ユダヤ人団体からの「外圧」だと、こうもちがうものかという印…