小説家やノンフィクション作家は、お互いにお互いを評価し合うことで作品の品質を競い合っています。そして、評価し合って競い合うことで、お互いに自分たちの読者を増やして行きます。この光景を、頂上への競争と呼ぶのだと思います。 経済の世界で頂上の競争が行われていると、お互いに影響を与え合うことで切磋琢磨して、お互いのレベルが向上して市場規模が拡大して行きます。 現在(2020年)はインターネット経由で商品を売買できる時代ですから、 商品棚は無限に存在しています。 一つの商品棚を取り合うゼロサムゲームの競争は、もう時代遅れの競争になっているのかもしれません。 例えば本の売り方です。書店で本を売る、オンラ…