「コーヒーを喫茶店で楽しむ文化」の最盛期は、1980年代の中頃だったと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 喫茶店の最盛期であって、焙煎したコーヒー豆を喫茶店に供給する業務卸を専門とする焙煎会社(地域ロースター)の最盛期だったと考えています。 その後「コーヒーを喫茶店で楽しむ文化」は下降線を描いていたのですが、近年、若い人たちの間でコーヒーがブームとなっていて、「コーヒーを喫茶店で楽しむ文化」にも再び注目が集まっています。 しかし、近年の「コーヒーを喫茶店で楽しむ文化」ブームの恩恵を受けているのは、チェーン系の喫茶店やコーヒー豆を自家焙煎している喫茶店です。 独立系の喫茶店やカフェは、何も恩恵…