Hatena Blog Tags

ゴダール・ソシアリスム

(映画)
ごだーるそしありすむ
  • ゴダール最後の長編劇映画か、とル・モンド紙ほかで騒然たる話題の「ゴダール・ソシアリスム」は2010年発表の最新作。カンヌ映画祭に登場し、冒頭での海の凄まじい映像の一瞬から、全編を疾走する映像美、サウンド、みなぎる詩の活力でカンヌを圧倒した。
  • 3楽章のシンフォニー構成。第1楽章は、<こんな事ども>の章タイトル。地中海を周遊する豪華客船ゴールデン・ウェブ号を舞台に、スペイン内戦時に行方不明になった大量の黄金をめぐるミステリーを軸に展開。第2楽章は、<どこへ行く、ヨーロッパ>。フランスの片田舎の8月4日。4人家族の一家と動物たちが主役。子供たちは被選挙権を主張する。第3楽章<われら人類>では、人類史を築いた6つの場を訪問。エジプト、オデッサ、パレスチナ、ギリシャ、ナポリ、バルセロナ。それは第1楽章でゴールデン・ウェブ号が辿った航路だ。そして終章でバルセロナに到着した後、とんでもない展開が待っている。

スタッフ

  • 監督:ジャン=リュック・ゴダール
  • 監督部:ファブリス・アラーニョ、ポール・グリヴァス、ルーマ・サンバール、アンヌ=マリー・ミエヴィル、ジャン=ポール・バタジア
  • 撮影:ファブリス・アラーニョ、ポール・グリヴァス
  • サウンド:フランソワ・ミュジー、ガブリエル・アフネール
  • 製作:ルート・ヴァルトブルゲール、アラン・サルド
このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ネットで話題

もっと見る

関連ブログ