ゴッホの展覧会に合わせて、観たかった映画を見たので感想です。 At Eternity's Gate 先日見た映画は2018年製作の「永遠の門 ゴッホの見た未来」です。いつものことですが原題は単に「永遠の門にて」です。言うまでもないことですが<永遠>とは<神>に他なりません。日本で公開される前から観たかった映画です。 決して分かりにくい映画ではないのですが、ごく普通の伝記映画ではありません。ゴッホの心情と彼の視点に焦点を当てて制作していると思いました。そのため、映像は普通の視点ではなかったり、それこそピント(焦点)が合わなかったりと、かなり意図的なものとなっています。監督のジュリアン・シュナーベ…