マルクスの『ゴータ綱領批判』で使われていること有名な「Jeder nach seinen Fähigkeiten, jedem nach seinen Bedürfnissen!」というフレーズがある。スタンダードな英訳は「From each according to his ability, to each according to his needs」だろうか。日本語版ウィキペディアには「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」と「各人からはその能力に応じて、各人にはその必要に応じて」の2つが掲載されている。 これが西洋語の代名詞に強く依拠した言い回しであることは間違いない。Jeder/e…