スポーツキャスター、近藤祐司が野球実況を行う際に、ホームランを指して愛用するフレーズ。
もともと、メジャーリーグの中継では、(追いかけきれないほど遠くへ)ボールが飛んで行ったという意味で、ホームランが記録されると「It is gone!!」と言われており、幼少期に米国サンディエゴ市で暮らした経験のある近藤が日本の野球中継にも持ち込んだ格好。本来なら存在しない「ヌ」の音は、近藤が句読点の役目を持たせて独自に付け加えたものである。
メジャーリーグ風の実況スタイルは徐々にパ・リーグファンへ広まり、岩本勉が解説を務めると合唱するまでの名物になった。
基本的には、GAORAで実況を務める際は北海道日本ハムファイターズの選手が打ったときのみなど、放送局のひいきチームにしか適用されず、ビジター側チームのホームランは「Good bye!」と呼んでいる。