明日から中国で「反スパイ法」が施行される。これまでも習政権に都合の悪いことをしている人には、何らかの罪を着せて投獄するというのは常態化していた。そのようなことが、より広範囲にできるようになりそうだ。 もちろん日本と違いスパイ防止の法律はあって「外国機関と共謀して国家機密を窃取」すれば処罰の対象となっていた。スパイ行為とされる対象が今回は広がる。 ・国家の安全と利益にかかわる文書・データ・資料等 が国家機密に加わった。国家の安全と利益については定義がなく、拡大解釈される恐れは充分にある。ある記事は、地図などをWebサイトで検索しただけで罪になりかね魁と警告する。サイバー空間そのものが「中国国防法…