毎日、毎日、同じことの繰り返し。鳴り響くアラームで目を覚まし、満員電車に揺られて会社へ向かう。デスクに山積みにされた書類と鳴り止まない電話。気づけば窓の外は真っ暗で、終電間際の電車でため息とともに家に帰る。そんな生活を続けているうちに、僕の心はいつの間にかすり減って、色を失っていました。「何のために、こんなに頑張っているんだろう…」ある金曜の夜、終電を逃した僕は、駅のホームでひとり、そんなことを考えていました。もう何もかもが嫌になって、このままどこかへ消えてしまいたい。そんな衝動に駆られ、気づけば逆方向の夜行バスに乗り込んでいました。特別な行き先なんてありません。ただ、この息苦しい日常から逃げ…