トゥールーズは「Ville en Rose(バラ色の街)」と 呼ばれる。 なぜなら 街の多くの建造物が 赤煉瓦製もしくは 石と赤煉瓦の混合使用で建てられているから。 特に夕陽を浴びると 本当にローズピンクに照り輝いて見えるのです。 中心の「カピトゥル広場」を含む旧市街は 細く曲がりくねった道が多く 煉瓦煉瓦煉瓦な光景。 その中に 旧ジャコバン修道院のチャペルが 威容を誇る。 聖ドメニコ会修道院の 聖堂と回廊とが残っていて その聖堂は アルビの街の「サント・セシル大聖堂」と並んで ミディ地方(ラングドック)という名の 南西フランスの独特の 「武装教会」の典型なのです。 北の勢力であるカペー朝フラ…