999の後だからか銀河を旅する姿が頭に浮かぶ。ただしこれは未来の宇宙ではなく、小型化して体内を移動するミクロの話でもない。目指すものは地球の中心となるコアだ。もちろん現代の技術では到底到達出来ない領域なため、映画ならではの非現実的な話と言うことになる。史実に基づいた話もリアルな面白さがあるだろうが、2003年に公開されたSF作品もパニック度を大いに満喫できる映画となっている。地球の核が停止し磁場が不安定になったという突拍子もないことで幕を開ける。この辺りの映像の見せ方などは何が起こってるのかという恐怖を与えていて掴みとしては悪くない。どのようにして地中深く潜って行くのかという点についても納得さ…