海外ドラマ"The Practice"の邦題。
ボビー・ドネル率いるボストンの小さく貧乏な法律事務所は、家賃を払うためには殺人鬼の弁護もする反面、社会的弱者を見捨てることもできない人情家弁護士たちの集まり。個性豊かなメンバーが時には対立し時には協力し、「果して自分は正しいことをしているのか?」と常に自問自答し苦しみ悩みながら、社会や法律の矛盾に挑む。
「裁判に勝つためには汚い手段も使う」と噂される型破りの弁護士たちが、依頼される様々な刑事事件(殺人、人種問題、企業訴訟、青少年犯罪、レイプetc.)をどのように分析し、弁護のための抜け穴を見つけ、裁判で勝負するのか? 巧妙な台詞まわしの応酬による緊迫したやりとりが毎回の見せ場。
奇跡的な勝利を得ることもあれば、無罪の被告を救えなかったり有罪の人間の罪を問えなかったり過酷な現実に打ちのめされることもある。また、その弁護には担当弁護士たちの個人的な私生活に絡んだ葛藤や悩みが盛り込まれ、事件を身近なものとして生々しく感じさせ、見る側に多くの問題提起を仕掛ける。
メンバーが様々な組み合わせでチームを組んで分かれ、1話の中でそれぞれが複数のテーマを追っていくスピーディーなストーリー展開も大きな特徴。
同じくデビッド・E・ケリー制作の法廷コメディ「アリー・myラブ」とのクロスオーバーがある。