幼いころから、白塗りの人が好きだった。 バカ殿、トランプマン、聖飢魔Ⅱ、MALICE MIZER、樽美酒研二、ペニーワイズ。私の心を捕らえて離さない白塗りの人々。 MALICE MIZERの月下の夜想曲を見て衝撃とともに恋に落ちた中学生時代。ギターのKoziと同じ誕生日だったのも手伝って「運命」と疑わずに突き進むミゼラー道。 毎日Koziと同じように踊れるか、15㎝ヒールの靴を買いそれを履いて何度も振り付けを練習した日々。Mana様のダンスパートも練習し、ダンスはなんとか出来るようになった。小学生の時に使っていたカスタネットをMana様に成りきって打ちならしたのは、私だけではないと思っている。…
「例のあの人」みたいに分霊したのかな?
今年の2月に和菓子をモチーフにした物語『和菓子のアン』と『アンと青春』を読みました。 yu1-simplist.hatenablog.com もうすっかり物語の世界に魅了されてしまいまして。今までデパートの地下フロアで見るのは洋菓子コーナーばっかりだったのが、すっかり和菓子コーナーも追加されています。物語もまだまだ続いていくようで、続編の3巻『アンと愛情』も近々読もうと思っています。 実はこの「和菓子のアン」シリーズ、アンソロジーも出ているそう。これもチェックしてみなくては!ということで、そちらについてネタバレ交えて綴っていこうと思います。 坂木司リクエスト!和菓子のアンソロジー 「空の春告鳥…
やっぱりCGが気になるな😂 ※自動翻訳で観ているので、所々間違っているかもしれませんがご了承ください。 あらすじネタバレもざっくり書いています。 ※画像は公式微博*1からお借りしています。 これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓ あらすじネタバレ 鬼木の隙を見てなんとか逃げた阿狗と白菜は鬼木が喳喳を食べたように見せかけて、2人が戦っている間に逃げ出す。 しかし阿狗が喳喳を攫ったことがバレてしまい、陳競に捕まるが大脚怪が逃げるのを手伝ってくれ大脚怪は阿狗と白菜を守って死んでしまう。 追いかけてきた鬼木と周巧と戦った阿狗は危ないところをかつて䰠族を抜け出した伏夕に助けられ、その頃現れた阿嵐という…
こんにちは、くましね薫です。 今回は久々に宮﨑駿監督作品『千と千尋の神隠し』の考察をします。 kumashine369.hatenablog.com 前回は劇中に登場する「オクサレさま」の正体は、出雲族の神である「クナトノ大神」で、それは『もののけ姫』の「シシ神様」と同一神であると考察しました。 kumashine369.hatenablog.com 『千と千尋の神隠し』はとても難解なので、神話や古代史を勉強しながら謎が解けた時点で更新していきたいと思います。 私はこのブログでたびたび言及していますが、日本の本来の神は「龍神」「龍蛇神」であります。 龍神とは、川や海など水のあるところや、雨や稲…
おはようございますっ! 本気で成績を上げる塾 「結果・実績」を追い求め――努力を尽くす塾 川越高校・川越女子高校クラスを指導していた現役19年の講師による直接指導 自然と頑張る仲間が集い 自然と頑張りたくなる環境が 若葉(鶴ヶ島市・坂戸市・川越市西部)にあります。 結果が出るまで一緒に頑張ってみませんか? ――龍桜義塾です! 最近、四六時中カレーのことを考えているわたくし。 なぜなら推しのカレー店。鶴ヶ島「アムリタ」さんが、なんと若葉に2号店を出すそうなのです。 tabelog.com ここのチーズナンを口にした時の幸福感は――踏みしめた地面から草木が芽生え、色とりどりの花が咲き、鳥や小動物が…
【2024年2月22日 追加DLC:SHADOW OF THE ERDTREE が発表! など追記・更新】 2022年2月25日に発売したPS4, PS5, Xbox One, Xbox Series X|S, Steamソフト『ELDEN RING』。フロムゲー初心者が、気合いでクリアした感想・評価になります。一部の項で、ネタバレ注意です。
当ブログではこれまで、 宮崎駿のテーマは作品を通して成長していくので、 前後の作品と比較しながら観ると色んな事に気がつくという視点を導入してきた。 魔女・猫・少年・飛行体、などの各テーマに注目して変遷を解釈してきたわけだが。 inspiration.hateblo.jp inspiration.hateblo.jp inspiration.hateblo.jp inspiration.hateblo.jp いよいよ、 少年が成長して青年となったその先。 成人し伴侶や子を得て、家族という共同体を導く父となっていく、という人間の道程。 父性的なキャラクターに注目して記事にしてみたい。 父権を示す肩…
前回までは宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』の考察をしてきました。 kumashine369.hatenablog.com 前回の考察では、「ヒミはイザナミで、イザナミは元々はサイヒメノ命である」と解説しました。「サイヒメノ命」とは古代日本人があがめていた子孫繁栄の女神です。 実は、サイヒメノ命の夫である男性神「クナトノ大神」が宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠し』にとても関係があるので、この機会にその考察をしていきたいと思います。 『千と千尋の神隠し』はスタジオジブリが2001年に公開した作品で、当時の興行記録を大幅に塗り替え、アメリカのアカデミー賞の長編アニメーション部門を受賞するなど、…
元日は近くの神社に初詣。もう昔からずっとそう。子供の頃にくらべたら、杉の木はどれも大木に。幹を覆う苔がいい味出しています。今にもシシ神様が出てきそう。 神社から戻りテレビをつけたら能登半島地震のニュースが。太平洋側の静岡も、室内干しのハンガーがゆらゆらと揺れました。現地の皆さまがどうかご無事でありますように。
昨日は頭が痛くて更新できませんでした>.< もともと定休日ではありましたが…悔しいです! ◆ ネトフリで映画を観たので感想書きます。 真実の穴(2021年) タイの映画です。 恐怖演出がリングをもっとポップにした感じでした。 顔の目玉焼きはおいしそうでした。 内容はなんか全体的に惜しかったです。 でもコンセプトはよかったと思います。 ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年) イギリス映画。 男4人がスウェーデンの荒野で行方不明になります。 ネタバレですが、シシ神様みたいなのがでてきます。 ノー・ウェイ・アウト(2021年) アメリカ映画? ザ・リチュアルのあとに観たのですが、作中でスウ…
前回の続きです。 kumashine369.hatenablog.com 今回は『もののけ姫』のエボシ御前について深掘りしていきます。 かなり強引な考察かもしれませんので、あくまでエンタメとしてお楽しみください。 エボシ御前といえば、目的を遂行するためなら手段を選ばない「冷酷さ」と「カリスマ性」を持ちながら、売りに出された女性やハンセン病の人を引き取り仕事を与える「優しき」女性リーダーとして、とても魅力的なキャラクターに描かれています。 その彼女の魅力の源は何なのかを探ります。 まず、エボシ御前の公式の裏設定があります。 ピクシブ百科事典からの引用です。 “倭寇の頭目に買い取られ妻となるが、次…
前回は、シシ神様の正体は出雲の神「クナトノ大神」だと考察しました。 kumashine369.hatenablog.com では今回は、タタリ神にまとわりつく「蛇」について考察していきます。 作品冒頭、エミシの村にタタリ神が襲来します。 タタリ神の体には黒紫色の大量の蛇がまとわりついています。 とても気持ち悪い姿です。 村の女の子が襲われそうになったとき、アシタカヒコはタタリ神に矢を放ちます。 そのとき、タタリ神は触手のようなものを伸ばし、アシタカヒコの腕に巻きつきます。アシタカヒコはそれを払いますが、腕には蛇のようなものが巻きついたままです。 こうして、アシタカヒコに呪いが伝播し、村を追放さ…
前回は、タタラ場の場所は島根県(出雲)の山間部であり、エボシ御前率いるタタラ場勢力も出雲族であり、『もののけ姫』とは「出雲族が自分たちの神様を殺す物語」と考察しました。 kumashine369.hatenablog.com と言うことは、シシ神様も出雲の神様であることがわかります。 では、シシ神様の正体はなんなのでしょうか? 私は、シシ神様は出雲族の神である「クナトノ大神」だと考えます。 なぜそう考えるのか。 それは、『もののけ姫』考察1回目で取り扱った、福島県新地町・鹿狼山の頂上に鎮座する「鹿狼山神社」のご祭神です。 kumashine369.hatenablog.com 私は、鹿狼山に伝…
前回は、アシタカヒコが出雲王家の末裔であることを考察していきました。 kumashine369.hatenablog.com しかし、アシタカが訪れる「タタラ場」もまた、出雲族のものなのです。 ではまず、劇中に登場するタタラ場がどこにあるか考察しましょう。 タタラ場の候補地としては長野県富士見町と、島根県の山間部が挙げられます。 富士見町がなぜあげられるのかというと、『もののけ姫』のキャラクターに由来する地名が多くあるからです。「エボシ」や「オッコト」「甲六」などの地名があったり、富士見町で採れるキノコを「ジコ坊」と呼んだりします。 長野県はまた、出雲族の王子である建御名方尊が戦いに敗れ追いや…
私が住む福島県相馬地方には、「手長明神」という巨人の伝説があります。 新地町、相馬市、南相馬市原町区にそれぞれ伝説が残り、神社も残っています。 blog.goo.ne.jp maps.app.goo.gl 新地町の手長明神社は現在は存在しませんが、新地町の鹿狼山(かろうさん)の頂上に建てられている鹿狼山神社には、手長明神が祭られていると言われています。 www.tif.ne.jp www.tif.ne.jp 特に新地町には、手長明神が食べた貝を捨てた場所として、「新地貝塚」が存在します。 鹿狼山と貝塚という具体的な舞台が存在する新地町が、この伝説の正式な舞台のような気がします。 そこで、この手…