社会学者、イヴァン・イリイチが提示した概念。 シャドウ・ワーク(影の労働)とは、生産活動を維持するために必要不可欠だが、金銭の支払いの対象にならない労働のこと。 家事や育児、サラリーマンの通勤などがその典型といわれる。 拡大解釈すると、シャドウ・ワークには家人や子供の近所づきあい、学生の授業時間、子供たちのファミコン狂いなどまで含まれる。 本来は消費社会化を支える隠された労働という意味合いで唱えられた。
→シャドウワーク