猫日記223。 #姉の重すぎる愛と王子カルピスの憂鬱な日常8 それで、カルピスがその受難からどのくらいの 期間を経て立ち直ったか、もう覚えてないんだけど 外出はずっとしていたみたい。 カルピスは当時子猫だったという事もあるけど、 やっぱりオスにしては小柄だったと思う。 それに加え花の香りまでするし、 大人しく優しい性格で、 フーッとかシャーッとか言ってるの見たことない。 しかも王子。 それでいじめられたのかもしれない。 でも、自分より体が大きなきかんぼうなオス猫がいるのに、 しかもいじわるされるとわかってて出かけてゆくっていうのも、 ある意味大物感なくもない。 カルピスは、一緒に暮らしてる家族…