人にも龍柱が必要ではないですか? かつて首里城にあった龍柱 心から敬愛するわが師、高橋巌先生が講演集を出版されました。「シュタイナーの人生論」です。 本の帯には「どんな存在も尊い」と書いてあります。 この世は無なんだ、私もあなたも幻、実は誰もいないんだ、と主張するリック・リンチツの本を読んで以来、闇の中にいたのですが、近所の人が「どんな存在も幻だから尊いってことです」と解説してくれました。 我々の存在は刻一刻と変化しながら消えていく夕焼け雲のようなものなのかしら。一瞬一瞬、幻のような美だけれど、二度と同じものは現れない。尊いってそういう感じかな? 「今、人間にとって大事なのは、真の自己認識です…