1.MAB計画 1971年ユネスコが「環境資源の持続可能な利用と環境保全を促進する」ことを目的に立ち上げた研究計画。人類と環境の接点に注目し、そこでの問題解決を目指す。 保護すべき自然を生物圏保存地域として三段階の区域に分け保護 核心地域(コアエリア):世界遺産では「資産」 緩衝地帯(バッファー・ゾーン):世界遺産登録の範囲には含まれないが、資産の保全を妨げる活動が制限される。 移行地帯(トランジッション・エリア) ⇒世界遺産条約では核心地域とバッファー・ゾーンの概念を援用。 近年は小笠原諸島でバッファーゾーンを設定する代わりに、小笠原諸島から東京湾までをトランジッション・エリアのようにして保…