2023年4月より、9価の子宮頸がんワクチン (シルガード9R)の定期接種が開始されます。子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス (HPV) の感染を予防するワクチンで、簡単に申し上げると、これまでの2価あるいは4価ワクチンより守備範囲が広がります。公費の対象は、小6~高1女子ですが、キャッチアップ接種といって、1997~2007年度生まれの女性は2024年度までは無料となります (ただし、早めの接種が推奨) さて、接種間隔ですが、少しだけ複雑です。 標準接種スケジュールでは、 9歳以上15歳未満は2回接種で、2回目は1回目の6ヶ月後に接種します。 15歳以上は、2回目は1回目の2ヶ月後…