家の前の道路沿いには街路樹としてマンゴーの木が植えられています。このところ、いい具合に熟し始め、たわわになったマンゴーがずっと気になっていました。そんな折、犬の散歩に出かけた際に、長い棒の先にネットがついた収穫器具でマンゴーを取っているおじさんを見かけ、「定期的に収穫する人がいるのだなあ」と思って見ていると、マンゴーを取るおじいさんに向かって怒鳴りながら写真を取っているおじいさんがもう一人。何が起こっているのかと思っていたら、怒っていたおじいさんがこちらに振り向き話し始めました。 「あのジジイ、マンゴーを勝手に取りやがって!街路樹のマンゴーは政府の管理下で、シンガポール国民みんなのものなんじゃ…