近現代史が大きく変わる、インテリジェンス・ヒストリー ロシア革命からソ連崩壊に至るソ連情報機関の対外工作を描き出す重要史料、「ミトロヒン文書」!亡命したKGB職員が10年をかけ、命がけで書いた「ミトロヒン文書」。ヴェノナ文書に並ぶ戦後最大の防諜情報といわれる。 ■トロツキー暗殺 ■日米戦争 ■原爆情報収集 ■自民党・社会党の協力者 ■キューバ危機 ■「プラハの春」圧殺 ■国家ぐるみの産業スパイ……etc.日英米を操ってきた、凄まじい工作の数々。 恐ろしい本である。衝撃的な証言ばかりだが、一番私の心に刺さったのは、アンドロポフ書記長時代に、ソビエト連邦政府の気に食わないので、亡命したロシアの誇る…