先日鑑賞した『ブロンド』及び彼女のドキュメンタリーで観たくなったのは本作でした。モンローというと必ず『七年目の浮気』の地下鉄風の場面が出てきます。その場面が魅惑的なのを否定はしませんがワイルダー監督のこの作品は人種差別描写が冒頭から続いているため鑑賞する気持ちが削がれてしまいます。 そしてそれ以上にワイルダー監督のテイストがそもそも嫌いなようです。他作品も良いと思ったことがないので。 ホークス監督による本作は露骨なルッキズムと金目当て作品ですがモンロー演じるローレライが無垢にかわいいと思えるだけでなく親友のドロシーが気っぷが良くてかっこいいのでそれで救われてしまいます。 wikiによるとドロシ…