ジャンセニスム(Jansénisme、フランス語)、もしくは、ジャンセニズム(Jansenism、英語)
ネーデルランドの神学者ヤンセニウス(Cornelius Jansenius 1585-1638)の『アウグスティヌス』(1640刊)の影響によって成立した、キリスト教思想。 人間の自由意志の無力さ、人間本性の罪性を極端に強調した。1653年教皇イノケンティウス10世により異端とされる。
『想像力は万事を左右する。それは美や正義や幸福を作る。それらはこの世の万事である。パスカル』 「想像力の欠如」を嘆く声が、あちらこちらから聞こえてきます。 また、「KY」なる言葉がはやった時期もありました。 「KY」とは「空気を読めない」という意味合いで、あの人は鈍感だと揶揄する隠語です。 今では、ワザと「空気を読まない」利己的な動きが跋扈しているように感じられます。 本来は、自分を大切にし、他人も大切にするという共存共栄の大らかさを感じる世の中でした。 しかし、近年の風潮は、人と人を分断して、ギスギスした社会にされているように感じます。 そろそろ、方向を切り替えて、想像力を再学習して、再構築…
『声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択したことばに劣らない雄弁がある。 ラ・ロシュフコー『道徳的反省』』 無口の人がたまに発する一言は重たいと感じるコトがあります。 それが、普段からよく話し人よりも、雄弁だったりします。 このフレーズは、「声の調子や目つきや姿」について、述べています。 声の調子は、鼻声だったりとか、いつもよりも声が小さいと感じたり、ニュアンス的なことで、違いを察知することができます。 姿についても、いつもと違う格好をしていると感じれば、その人が発したい何かもメッセージを受け取ることができるかも知れません。 目つきは、案外、分かりやすいかも知れません。 特に、軽蔑の眼差しな…
ジャンセニスムにハマる人たちの気持ちも分かる。 大きな流れだけは、自分の力じゃどうしようもない部分があるから。 ジャンセニスムっていうのは、全ての現実は神の思し召しで出来ており、人間の力は無力だという極論。 私は、それはさすがに極論だと思うけど、人は生まれて来る前に人生計画を立てているのは本当なので(※1)、自分の魂が成長するためにはそういった強制力が働いているのも納得出来る。 そういうのが、その人のホロスコープや算命学に出ている。 だったら私は、この環境の中で「今出来ること」をとにかくやろうと思った。 神様によって、人生に強制力が働いている部分もあるのかもしれない。 でも、神様はそんなあなた…
人に読ませるように書かないように。 タダのアウトプットとメモように。これは読みながら書いているので悪しからず。 要約書(解説本)の要約+ちょくちょく感想とはこれ如何に。 NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ作者:鹿島 茂NHK出版Amazon 確かに、パンセの著者であるパスカルは日本人にはかなり親しまれていると言えると思う。パスカルの三角形や、パスカルの原理、「考える葦である」とか、一般常識として知られていることは驚くべきことだと思う。そういう意味で日本人の教養は比較的高いものなのかもしれない。 とはいえ、私は「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史も変わっていただろ…