お正月の3連休明けに、早稲田松竹で、ジャンヌ・ディエルマンを観てきました。この映画の正式名称は、「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」という長ったらしい名称ですが、これは女主人公(ジャンヌ)+住んでいるアパートメントの住所です。 この映画、ほんの数か月前までは、知る人ぞ知るマイナー作だったのですが、昨年暮に、英国映画協会(British Film Institute、BFI)が10年毎に集計する「史上最高の映画100」で、前回の14位から、突如1位になり、一躍メジャーになりました。 fpd.hatenablog.com BFIは、世界中の映画評論家や研究者に…