Giuseppe Garibaldi(1807年〜1882年)
イタリアの革命家。ニース生まれ。若年から蜂起と新大陸への亡命を繰り返す。
リソルジメント(イタリア統一)においては義勇軍「赤シャツ隊」(千人隊)を組織し、シチリアの反乱に乗じてナポリ(両シチリア王国)を占領、これをサルデーニャ王に献じた。が、カヴールから危険視されたことを原因に、ガリバルディは恩賞を拒んでカプレーラ島で隠棲生活に入る。
その後、ローマ教皇領のイタリア王国への併合(失敗)、ヴェネツィア併合のための普墺戦争に乗じた対オーストリア戦(成功)、普仏戦争時の対仏支援などに参加。
その後、1874年にはイタリア議会の議員に選出されており、ティベレ川の堤防工事などに携わる。1882年6月2日、カプレーラ島で死去。