Joao Donato
現在のブラジルポピュラー音楽における重要人物の一人。70年代以降は隠遁生活を送っていたらしいが、近年、小野リサのアルバムに起用されたことがきっかけで再評価されることとなった。独特のグルーヴを持つピアノとその作曲センスは多くのアーティストが認めるところである。その奇人ぶりも有名。
先日聴いたジョアン・ドナートのこちらは75年リリース作品。『ケン・エ・ケン』の次作にあたります。大半の楽曲がジルベルト・ジルとの共作になっています。 ジョアン・ドナートに惹かれたのは、ブラジル音楽でありながらブラジルっぽくない佇まい、洗練されている印象が強かったのと、楽器演奏に重点を置いたミュージシャンシップ溢れる楽曲、という2点だったんですが、この作品では若干ブラジルならではの要素も見え隠れしています。 主に何曲かで聴かれるコーラスのパートにそれは顕著なんですが、だからといって悪いわけではない。ただ、それだと普通になってしまうので、そこではないところがこの人の魅力なのではないかと感じている次…
ジョアン・ドナート さん JOAO DONATO ブラジルのピアニスト。作曲家。音楽家。 1934年8月17日、生まれ。2023年7月17日、死去。 訃報 J・ドナート氏死去 ボサノバ初期のピアニスト - 産経ニュース
最近コーネリアスのシングルに参加したことで密かにまた盛り上がりつつあるアート・リンゼイの2002年リリース作品を手にしました。 アンビシャス・ラヴァーズの『Greed』というアルバムに入っている「Copy Me」「Love Overlap」ばかり聴いていた時期があって、アート・リンゼイという人は本当にカッコいい人だなあ、と思っていたんですが、ソロ作品には手を出さずにここまで来てしまいました。理由は恐らくブラジル音楽に余り興味が湧かなかったからだと思います。 ジョアン・ドナートのお陰で、幸運なことに最近ブラジル音楽への扉が開きつつあるのと、コーネリアスの選曲で聴いたラジオのプレイリストからここに…
スカートの澤部渡さんのラジオ番組「Nice Pop Radio」で特集されていたジョアン・ドナートのこちらは73年リリース作品。番組でかかった楽曲がどれも非常に良かったので、初めてブラジル音楽を手にしました。僅か32分と短い収録時間ではありますが、とても良いアルバムでした。 元々ピアノを演奏する方なので、ここで響いているエレピの音が非常にグルーヴがあっていい演奏です。ミュージシャンシップに溢れる演奏で、どの曲もとてもグッとくる仕上がり。インスト曲も含めてかなりカッコいいですね。 演奏力が確かでグルーヴもあって、という意味ではティン・パン・アレイのミュージシャンによる作品に近い感触を覚えました。…
6月27日 パーシモンホールでダウ90000派生ユニット、1000の企画ライヴを観に行く。園田さんが覚醒したりしなかったり、でも確実な成長を混沌の外側から見守った。奇妙だった。すっげー瞬間あった。帰りにリベラに寄ってステーキを食う。入金があったからね。 28日 ナイポレ収録。サルベージ回。毎回20曲近くぐらい選んでそこからふるいにかけ、曲順とかを考えているのでどうしてもかけたいのにかけられなかった曲というのが出てくるので、それらを聴いてもらう、という回だった。しかしプレイリストから出てくるのは似たような時代の音楽ばかり。俺は一体音楽の何を聴いてきたというんだ。「このテーマだったのにこういうみん…
昨日はやはり疲れていたので22時頃に寝てしまい、約8時間眠ることができた。今朝は夫の実家に行くので早起き。6時40分頃起き上がった。 リュウジの塩雑煮の作り方を昨日メモしておいたので見ながら作る。 お餅のボリュームが思ったよりある。鰹粉を入れ忘れたが鶏のだしもでていてとてもいい味。 7時半出発の予定だったが、少しずつ遅れ、車の上の雪をはらったりして遅くなった。 初日の出は曇っていて見えなかったが、やがて朝日が輝きだした。今年初めて聴いたのはジョアン・ドナートのピアノトリオだった。DEPOIS DO NATAL, RIOなど。 前を走っていた車が停止線で止まれなくて滑ってから止まった。次の信号で…