久し振りに濵口竜介監督の新作映画。感想はいずれまた。新国立バレエ団『ラ・バヤデール』は〝後半戦〟に入った。木下さんの新作えんぴつ画も久し振りで楽しみ。こまばアゴラ劇場はいよいよホントのサヨナラ公演だ。民藝が木下順二の『オットーと呼ばれる日本人』(1962)を再演する。新国立で上演したのは2008年だったのか。獄中の尾崎秀実が家族に宛てた書簡集や風間道太郎『尾崎秀実伝』、ゾルゲの獄中手記等々を事前に読んで臨んだが、キャスティングを含めあまり感心しなかった。〝本家〟の公演はどうなるか。新国立オペラの《椿姫》と《コジ・ファン・トゥッテ》はどちらも好みの演出。ただし出演の歌手陣は実際に聴いてみないと分…