あの頃の思い出はいつも心の中にある 台湾、ジヨウ・グータイ監督 ワン・レイが17歳だった1982年と17歳の娘バイの2013年の初恋をクロスさせたどこか懐かしい物語。台湾映画はいつも少し前の日本を思い出させる。 ピアノ演奏会にきていたワンは初恋の相手リン・クーミンを見かける。しかし女性と一緒だったリンはワンに気づかなかった。ワンは30年前、17歳の時の初恋を思い出す。 リンがワンにラブレターを渡し「返事を待っているよ」と言ったのが最後だった。その後、リンはある事件を起こし退学になり香港へ去ってゆく。それから一度も会うことはなかった。 ある夜、ワンが交通事故で意識不明の重体に陥ってしまう。娘バイ…