リーマンショックの時は4兆元もの資金拠出そして世界経済を支えた中国だが、今は世界恐慌の発信源になるかもしれないリスクを抱えている。かといって、人民元の大量増刷も難しい(*1)と言われている。富裕層は米国等に脱出・逃避を図り、その一部は日本でタワマンなど買いあさっているとも伝えられる。 国内では失業率が高止まり、高学歴者でもいい職にはありつけないという。富裕層のように逃避できない市民の間には不満がたまり、これに対処するため景気刺激策として、政策金利下げや預金準備率の引き下げなど金融緩和を最大規模に行っている。 中国が最大規模の景気刺激策を発表、これで泥沼から抜け出せるか──外国人投資家の見方|ニ…