鏑木 蓮著‥‥‥「研修医ワトソンの追究」 読書の秋に、心を持っていかれる日々。 そして、乱読。 あちこちのジャンルをついばんでいる先には、ミステリー! 軽い気持ちで読んでも、その都度、心に刺さって来る言葉がある。 気の優しい若手のドクターが、ベテランの優秀な、尚且つ一癖も二癖もある病院長に育てられていく様が、面白くもあり嬉しくて‥‥‥( ´艸`)‥‥‥ しかも最後は、この院長が被疑者も被害者家族の心も救ってくれる。 自身も、好奇心を満たされ、研究の成果も手に入れる。 刺さる言葉の前に院長が、 「命は神のような存在」と捉えている事が‥‥‥理解できない。 命は、生物のDNAを後世につないでいく連鎖…