「逆境に生きる子たち」を読み進めていて,気になる箇所がありました。 「怒り」について述べている部分です。 「怒り」という感情は誰しもが持っているものですが,肯定的に語られることが多くありません。 一般には否定的に取り扱われます。 しかし,逆境を乗り越えたスーパーノーマルたちにとって,「怒り」は役に立ったのでした。 このことについて,考えて見ます。 そもそもですが,「怒り」は何のために存在しているのでしょうか。 不正義が行われていた時,自分が不当に扱われていた時,どうしても許せないものがあった時,私たちは「怒り」を覚えます。 表情も攻撃的なものに変わります。 これはなぜ生じるのでしょうか。 もし…